一生モノにするために!機械式時計のお手入れ作法

長持ちさせるには、環境の管理が最重要

機械式時計は非常に繊細で、扱いに十分な注意が必要な代物です。生涯にわたって使うには、負担をかけない環境を用意することが欠かせません。時計の最大の敵は高い温度と湿気、磁気と強い衝撃です。ゼンマイで動く機械式時計は、気温差によって部品が伸び縮みします。高温環境下では時刻が遅れがちに、低温下では逆に進みがちになります。特に気をつけたいのは極端な気温差で、夏場・冬場の空調には十分に気をつけてください。
また、強力な磁気を放出する機器の近くに置いても、内部の部品に悪影響がでます。スマートフォンと腕時計を机に置く習慣がある方は、離しておくよう心がけましょう。
そして、当然ながら精密機器が衝撃に弱いのは言うまでもありません。机に置く場合は落下しないように置くこと、直射日光にさらされないよう工夫してください。

正しい管理方法とオーバーホールについて

温度や磁気・衝撃が機械式時計にはよくないと分かったところで、正しい保管方法を見ていきましょう。時計を外す時は、硬い机の上に無造作に置くのではなくきちんと専用のケースに収納します。一日装着していれば汗もかいているはずなので、時計の敵である水分もマイクロファイバー素材のクロスなどで丁寧に拭いておきます。
時計をしばらく使わない際は、ずっとケースにしまっておくだけでなく1ヶ月に1回の頻度で手巻きを行って動作させるのも大切です。長期間動かさないでいると、中の油が固まって劣化し故障の原因となります。
そして、定期的にオーバーホールをするのも忘れないようにしてください。人間でいう健康診断のようなもので、これを怠ったがために動かなくなってしまった、というケースは非常に多いです。

オーデマピゲは1875年に創業したスイスの歴史ある腕時計と宝飾品のブランド名です。世界の三大高級腕時計メーカーとして数えられることもあり、気品のあるデザインが人気です。